3次元物体の光線記述のためのテレセントリック撮像系

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概要

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CGや3次元画像通信の分野では、3次元空間情報を光線の集合として中立的に記述する手法が検討されている。筆者らは、3次元物体の全周を記述する光線情報の取得を目的として、テレセントリックレンズを用いた撮影システムを構築した。テレセントリックレンズは、被写体の正投影像を結像するレンズであるため、通常のレンズで問題となる「光線情報の標本化誤差」が生じないという利点がある。本稿では、筆者らの構築した撮像システムについて報告するとともに、その実装における誤差について論じる。また、本装置が光線取得の手段として有効であることを、実験により確認する。
一般社団法人映像情報メディア学会の論文
2000-09-14

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