確率緩和とLOGフィルタによるテクスチャ画像の領域分割 : 放送方式
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概要
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本論文では数種類からなるテクスチャ画像の領域分割を人間の視覚情報処理をヒントに,LOGフィルタと確率緩和により行う方法を提案する.まずLOGフィルタによりテクスチャ構造の様々な大きさで生じている変化を,複数の空間でとらえ,複数の方向成分で抽出し,その局所密度を各テクスチャの特徴量とする.次に得られた特徴量から確率緩和により領域分割を行う.その際,大域性,つまり画像全体の構造を考慮する必要がある.そこで本論文では人間が画像を全体から部分の方向でとらえていることを模倣することで,大域性を考慮する方法を提案する.最後にこれらの提案を実際の画像に適用し,その有効性の検討を行った.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1992-12-18
著者
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