可変サイズ可変形状ブロックに基づいた動き補償法
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概要
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動画像符号化のための新しい動き補償方式として, 種々の動きに柔軟に対応することのできる, 可変サイズ可変形状ブロックに基づいた方式を提案する.本方式では, Warping予測を基本としており, その代表ベクトルの修正とブロック分割とを交互に行う手法を新たに開発することで, 大局的な動きと局所的な動きを効率的に補償することを可能にしている.さらに, 動物体の境界部で発生する不自然に変形した歪を低減するため, このような部分に対してはブロックマッチングを選択的に適用し, かつそのブロック形状を動物体の境界に沿うように変形している.本方式では, 従来のブロックマッチング法に比較して, 予測画像のSN比が2dB以上改善されると共に, 動物体の境界部の再現性が向上し, 視覚的にも良好な予測画像が得られることを確認した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1996-11-22
著者
-
松田 一朗
東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科
-
伊東 晋
東京理科大学理工学部
-
伊東 晋
東京理科大学
-
伊東 晋
東京理科大学理工学部電気電子情報工学科
-
木村 青司
東京理科大学理工学部
-
木村 青司
東京理科大学理工学部電気工学科
-
上野 初仁
東京理科大学理工学部電気工学科
-
上野 初仁
東京理科大学 理工学部
-
松田 一朗
東京理科大学 理工学部
-
松田 一朗
東京理科大学
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