仮現運動知覚の先行刺激提示時間およびISIへの依存性 : 視聴覚技術
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概要
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ドット密度50%のランダムドット刺激を用いた仮現運動によるランドルト環の方向弁別試験を行い、仮現運動知覚における刺激提示時閉および刺激間時間間隔(ISI)についての時間的特性を定量的に測定した。これにより、Braddick(1973)のISIに関する報告を定量的に示すことができた。また、ISI3/60s,後行刺激提示時間P2=10/60sとし、先行刺激提示時間P1を1/60sから200/60sまで変化させたところ、方向弁別の正解率は2/60sにピークをもち、その後緩やかに低下するという結果が得られ、これまで知られていなかった先行刺激提示時間依存性が見いだされた。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1993-09-29
著者
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