最適フレームレート推定に基づく動画像のトランスコード(放送,インタネット,モバイルマルチメディアおよび一般)
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概要
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動画像を指定ビットレートで符号化する際には,対象画像の性質に応じてフレーム当たりの平均ビット量とフレームレートをバランス良く配分することにより,主観評価品質を高めることが可能である.著者らは,主観評価実験に基づき,このような"最適フレームレート"を動画像の特微量を用いて推定する手法を提案してきた.本稿では,これを実際のトランスコーダに応用することを目的とし,可変フレームレートでMPEGビット列を生成するアルゴリズムの検討を行なった.得られた手法を試験画像に適用して主観評価実験を行なった結果,固定フレームレートの場合と比較して主観評価値が改善されることを確認した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2002-12-13
著者
-
吉田 俊之
東京工業大学 工学部
-
稲積 泰宏
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻:(現)神奈川大学
-
藁科 卓司
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻
-
藁科 卓司
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻:(現)神奈川大学
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