ビットレート制限下におけるリアルタイム性を考慮した最適フレームレートの推定法
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概要
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著者らは,伝送ビットレート制限下において動画像の主観評価品質を最大にする最適フレームレートの推定法を提案してきた.しかしながら,この手法は演算量が大きいため,リアルタイムのトランスコーディングに適用することは困難であった.本稿では,リアルタイム性を考慮した最適フレームレートの推定法を検討する.まず,対象動画像の時空間の品質曲面を近似するパラメータ数を削減し,空間方向・時間方向についてそれぞれ一つのパラメータで近似する。次に,そのパラメータを推定するための動画像特徴量を再検討し,リアルタイムに算出可能な特徴量を用いた推定式を求める.更に,その特徴量の変化させた場合に推定される最適フレームレートの変動を調べ,これによって提案法の妥当性を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-07-05
著者
-
吉田 俊之
東京工業大学 工学部
-
稲積 泰宏
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻:(現)神奈川大学
-
藁科 卓司
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻
-
藁科 卓司
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻:(現)神奈川大学
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