PDPにおける裏ギャップ放電防止用孤立隔壁による高精細化の検討(発光型/非発光型ディスプレイ合同研究会)
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概要
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PDPの高精細化を実現するため、隣接するセルの裏ギャップ放電を抑止する方法として、現実的に適用可能な島状孤立隔壁を形成する方法を提案し、その有効性を実証した。ここでは、まずサンドブラスト加工を用いた孤立隔壁の製作精度について明らかにした。また、パネル排気時の排気パスの確保という観点から孤立リブ間隙の許容値について検討した。その結果、間隙として60μmの値に設定することが実用的な孤立隔壁の製作精度、および真空排気の確保という観点から最適であることが明らかになった。実際に2インチのパネルを試作し、その特性を評価した結果、孤立隔壁を形成したパネルでは裏ギャップでの放電がほぼ完全に抑制される共に、誤点灯に関する駆動マージンが30V向上し、隣接セルの誤点灯が減ることが実証された。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2002-01-25
著者
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