フォトニック結晶ファイバと従来ファイバの接続における巨大フレネル反射の観測とその低減方法
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概要
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クラッドに空孔を沢山設けることにより、等価的にコアよりも屈折率を下げて光を導波するファイバを屈折率導波型フォトニック結晶ファイバと呼んでいる。このファイバは比屈折率差Δが〜数10%とStrongly guiding structureになっている。このため構造分散が非常に大きくなり、ファイバの零分散波長が幅広く変化する。特にクラッドの周期構造による"Endlessly single-mode"、可視光波長での零分散(広帯域分散制御)、スポットサイズ制御が可能などが大きな特徴である。本稿ではこのフォトニック結晶ファイバを実用化する際に重要となる従来の光ファイバの接続特性について述べる。接続点においては大きな屈折率の差から巨大なフレネル反射が生ずる特徴があることを示し、その低減方法についても議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-08-15
著者
-
中沢 正隆
東北大学 電気通信研究所 超高速光通信研究分野
-
吉田 真人
東北大学 電気通信研究所
-
西村 直也
古河電気工業株式会社研究開発本部ファイテルフォトニクス研究所
-
西村 直也
東北大学電気通信研究所:(現)古河電気工業株式会社ファイテルフォトニクス研究所
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