真皮層走行性検出のための超音波音速計測用プローブの試作
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概要
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皮膚は真皮層に多量に含まれる膠原繊維の特性に基づく走行性を持ち,この走行性の変化を知ることは皮膚疾患などの範囲や程度を知る手がかりとなりうる.我々は,皮膚表面で超音波音速の方向特性から,走行方向の検出を試みている.皮膚表面で計測部位を中心に多方向に超音波音速を計測し,音速が最大となる方向を求めると,それは真皮層組織の走行方向と一致している.ここでは,音速の多方向計測に伴う皮膚への負担を軽減するために,シリコン樹脂を介して皮膚に超音波を伝播させる新たな音速計測用プロープの試作について検討したので報告する.
- 2002-09-20
著者
-
松尾 清
信州大学医学部
-
伊東 一典
信州大学工学部情報工学科
-
米澤 義道
信州大学工学部
-
橋本 昌巳
信州大学工学部
-
米沢 義道
信州大学工学部
-
長嶺 慶明
北海道大学大学院工学研究科
-
伊東 一典
信州大学工学部
-
長嶺 慶明
信州大学工学部
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