カプセル化された運用知識に基づく自律運用方式の提案(自律協調システム, 自律協調システム及び一般)
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概要
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近年、情報システムの自律運用に関する研究が注目されている。自律運用を行う情報システム(自律運用システム)の構築、構成変更の際には、必要な運用知識を収集し、対象情報システムの構成に合わせて、運用知識を編成、配置する必要がある。自律運用は、配置された運用知識に基づいておこなわれるため、効果的な自律運用システムを実現するためには、適切な運用知識を収集することが必要である。また、自律運用システムに対して変更を加える際には、それに合わせて運用知識を修正する必要がある。このため、運用知識を理解、変更しやすいように編成しておくことが必要である。本稿では、コンポーネント毎にカプセル化された運用知識に基づく自律運用方式を提案する。カプセル化された運用知識に基づく事で、運用知識の再利用性、モジュール性が向上し、自律運用システムの品質を向上させることができる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-12-09
著者
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木村 哲郎
(株)東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー
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吉田 英樹
株式会社東芝研究開発センター
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木村 哲郎
東芝研究開発センター
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木村 哲郎
東芝 研究開発セ
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善明 晃由
東芝 研究開発センター
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吉田 英樹
東芝 研究開発センター
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善明 晃由
東芝研究開発センター
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