上り信号を用いた誤り耐性を有する画像通信方式のメモリ制御方法に関する一検討
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概要
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移動通信網のように伝送路誤りが顕著な環境における超低ビットレート画像通信に対し誤り耐性を強化するNEWPRED方式が、画像符号化方式H.263の新たなオプションに採用された。この方式は、局所復号画像をフレームメモリ(以下FM)に複数蓄積しておき、復号器からの上り信号に応じて参照画像として選択し、誤りの波及を防止するフレーム間符号化方式である。 本稿では、NEWPREDの一方式であるNEWPRED-ACK方式について、移動通信網の利用で要求される装置の小型化低コスト化の観点から、符号化器のメモリ蓄積量を低減する方法を考案検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
-
正満 峰夫
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
木村 司
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
富田 靖浩
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
木村 司
Ntt法人営業本部
-
斉藤 隆
NTTヒューマンインタフェース研究所
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富田 靖浩
Nttサイバースペース研究所:(現)ntt長距離国際会社移行本部
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