動きに基づいたパンニング領域検出の一検討
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概要
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N-ISDN用の画像符号化方式としてH.261が標準化されているが、128kb/sまでの基本アクセスインタフェース速度では、特に動きの激しい画像で十分な画像品質を提供することは困難である。この課題に対し筆者らは、特に問題の大きいパンニング画像の符号化効率を向上させるため、パンニング部分にローパスフィルタを施して情報量を削減することを目的として、パンニングフレーム検出方法の検討を行った。本稿では、更にその結果をもとに簡易な処理でかつ効率よくパンニング領域を検出し、フィルタ処理する方法について検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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茨木 久
NTT ヒューマンインタフェース研究所
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木村 司
Ntt法人営業本部
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坂巻 知樹
NTTヒューマンインタフェース研究所
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木村 司
NTT ヒューマンインタフェース研究所
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坂巻 知樹
NTT ヒューマンインタフェース研究所
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茨木 久
NTT通信機器事業推進部
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