パネル討論「マルチメディアを斬る!」[7] マルチメディア映像提示の文法
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概要
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標記のものは文字道り[マルチ(多様な)メディア(媒体)]であり,具体的には[教科書,黒板,OHP,スライド,ビデオなどの各種の視聴覚媒体]を提示目的に応じて,情報伝達の効果がよく挙がるように,適切に使い分けたり,組み合わせて使用する[視聴覚技術の一種]である.そこでは,昔から経験的に,また最近は教育工学の手法で,多くの研究成果が積み重ねられてきている.ところが,情報技術の発達に連れて,コンピュータのデスプレイ上に,文字,映像(静止画,動画)を複合して,さらに音声も含めて送信提示し,しかも双方向の機能まで持つシステムが現れ,さらに将来は,各パソコンが[通信ネットワーク]で互いに結ばれて,全国的に,何時でも何処でも互いに情報のやり取りが可能になるとされている.これらは[デジタル型マルチメディア]とか[パソコン型マルチメディア]として,[前者]と区別する方がよい.さもないと教育の現場が混乱する.例えば,H7:10月に金沢大学で開催された[日本教育工学協会]の全国大会では,視聴覚教育を熱心に実践をされている兵庫教育工学研究会の木戸先生が次の報告をされたが,これは[前者]のものであった.ところで[後者]を推進するためには,これまで営々として積み重ねてきた[前者]の研究成果を活用すべきである.その要点は次の[相関]と[Cue]である.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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