集計間隔が異なる度数分布データによる通話時間分布推定法
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概要
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トラヒック分析や通話料収入の推定において通話時間分布がしばしば用いられる.通話時間分布としては,あてはまりの良さから対数正規分布が理論分布としてしばしば利用されている.対数正規分布の利用は,データから平均と分散を求めれば分布を与えることができ,簡便であるが,分布形に構造的な特徴がある場合には十分に表現することができない.さらに通話時間のデータは異なる集計間隔をもつ度数分布として与えられており,理論分布にはない通話時間分布固有の構造を把握することを困難にしている.本稿では,より真の分布に近い分布形を求めることを考え,集計間隔が異なる度数分布から任意の間隔の度数分布を推定する方法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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