一斉発呼の呼数予測に基づく発信タイミング制御方式の提案
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概要
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通信と放送の融合,通信網を介した情報アクセスや予約サービスなどの利用の増加により,短時間に大量の呼が一斉に網内に流入し,輻輳するケースが増加している.従来の輻輳制御では,情報を提供しているサーバや網等の処理能力を超えたトラヒックが加わると,規制が実施される.しかし,規制は再呼による輻輳の長時間化,品質の極端な劣化を生じさせる.本稿では,網やサーバのトラヒック処理能力見合いに発信タイミングを制御し、再呼を招かず,発呼をすべて疎通できる発信タイミング制御方式を提案する.本方式は,発呼数予測に基づき,適切なパラメータを算出し,発信タイミングを遅らせる方式である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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