企画型通信サービスにおけるトラヒック予測法の検討
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概要
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企画型通信サービスとは,各種の企画主催者が提供した情報に対し,不特定多数の利用者が通信メディアを介してその企画に参加するサービスのことである.情報化社会の進展,個人の嗜好の多様化に伴い,このような新しい通信サービスに対するニーズが強まっている.しかしながら,企画型通信サービスにおいて生じるトラヒックは通常の電話トラヒックなどと比較して,突発的で短時間に大量発呼されることが多く,一般に予測が困難である.本稿では企画型通信サービスにおけるトラヒック予測法を検討する.まず各企画がもつ諸属,性を質的データとして表現し,数量化I類モデルにより定式化を行なう.さらに,企画の実施毎に予測とパラメータの逐次更新が可能となるようにカルマンフィルタの利用を試みる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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