多変量評価関数を用いたネットワーク構成変更法
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概要
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近年、企業におけるコンピュータネットワークの利用の発展に伴い、その利用者数、及び利用されるアプリケーション数が急激に増加する傾向がある。運用中のネットワークへの新たなアプリケーションの導入は、同時にそこへの負荷の増加となり、悪影響を及ぼす可能性がある。筆者らはそのような場合に影響を予測する手法について検討を行った。ネットワークへの悪影響が明らかになった場合、必要とされる品質のサービスを提供するためには、どの部分を拡張/変更するのが効果的かを明らかにする必要がある。本稿では、ネットワークの中継網回線を対象とし、構成変更が必要となった場合に、要求条件に応じて適切な構成変更を決定する新たな手法を提案する。提案手法は、ネットワークの各種品質とコストの総合的な評価関数を定義し、それに基づいて構成変更を決定する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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