モバイルコンピューティングに適応したネットワーク構成変更法
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概要
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近年、通信機能を持ったホストの小型軽量化が進み、移動先においてもホームロケーションにいるのと同様にネットワーク(NE)を利用するための様々な方式が検討されている。しかし、ホストが移動するとNWの負荷を変動させるため、場合によっては他のNW利用者に十分な品質のサービスを提供できなくなる。このような場合ついて筆者らは、ホストの発生するトラヒックの履歴からホスト移動後のトラヒックを予測し、それがしきい値を越えるかどうかによって、ホストの移動先への接続可否を決定する手法について検討した。本稿ではこの手法をさらに進めて、ホスト移動のNWの'性能面に対する影響を予測し、性能劣化が許容範囲を越えていた場合にNW側の構成変更で対応する手法について提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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