π/4シフトQPSKにおけるシンボル識別点検出方式の評価
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概要
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従来のπ/4シフトPSK復調器では,ベースバンド信号よりクロック周波数成分を抽出し,ディジタルPLL等を用いてクロック再生が行われていた.しかしこの方式は,クロックの位相引き込みに時間がかかるという欠点があり,しかもクロック再生のための専用回路を必要としていた.今回検討する方式は,シンボルレートの整数倍でオーバサンプリングされた信号からディジタル信号処理によってシンボル識別点を検出する方式で,高速位相引き込みが期待でき,しかもDSPによるソフト処理で容易に実現できるため,専用回路を不要とすることができる.本方式をπ/4シフトQPSKに適用してその引き込み特性をシミュレーションによって評価し,従来方式と比べ良好な結果が得られたので報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
-
本間 光一
松下通信工業(株)ワイヤレスソリューション研究所
-
加宅田 忠
松下通信工業(株)技術本部テレコム研究所
-
品川 宜昭
松下通信工業(株)技術本部テレコム研究所
-
椿 和久
松下通信工業(株)技術本部テレコム研究所
-
加宅田 忠
松下通信工業
-
椿 和久
松下通信工業(株)テレコム研究所
-
品川 宜昭
松下通信工業
-
本間 光一
松下通信工業(株) テレコム研究所 移動通信開発部
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