振動ジャイロのヌル電圧の温度ドリフト
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概要
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振動ジャイロにおける静止時の出力電圧は、温度変化や機械的衝撃等によって変化する。これは一般にヌル電圧のドリフトと呼ばれ、振動ジャイロの特性の中で重要な特性の一つである。ヌル電圧の温度ドリフトは、主に形状・材質・電極配置・支持やリード線取り付け状態の対称性や均一性が損なわれた振動子を用いた場合に大きくなる。これら各々の要因は複雑に関係しているためこれを分離することは極めて難しい。今回電極寸法精度がヌル電圧の温度ドリフトに与える影響が実験的に明らかになったので以下に報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
-
阿部 洋
(株)トーキン
-
吉田 哲男
(株)トーキン技術開発本部第2技術開発部
-
吉田 哲男
(株)トーキン
-
習田 浩一
(株)トーキン商品開発研究所第2研究部
-
吉田 哲男
トーキン
-
習田 浩一
(株)トーキン商品開発研究所
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