振動ジャイロの静止時出力の安定化に関する一考察
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概要
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筆者らは、圧電セラミック単円柱形振動ジャイロを提案している。振動ジャイロの重要な特性の一つとして静止時出力の安定性が挙げられ、等価回路等により解析されているが、要因が複雑で定量的に解析するのが難しい。本報では、静止時出力が振動子の構造的なアンバランス等による不要結合(静止時出力の発生源)と、振動の機械的尖鋭度Qmとの相乗効果で変化することに着目し、Qmが高く温度変化の小さな振動子を用いれば、静止時出力の温度変化の小さな振動ジャイロが得られることを等価回路解析及び実験により確認したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
-
阿部 洋
(株)トーキン
-
高橋 正彦
(株)トーキン
-
吉田 哲男
株式会社トーキン
-
阿部 洋
株式会社トーキン
-
高橋 行彦
株式会社トーキン商品開発研究所
-
高橋 正彦
株式会社トーキン商品開発研究所
-
吉田 哲男
トーキン
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