超音波モータを用いた光ピックアップ送り機構

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概要

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光ディスク装置において、トラッキングエラー検出手段としてプッシュプル法を使用する場合、対物レンズのシフトによりオフセットが発生し、再生信号の品質が劣化することが知られている。また、磁界変調方式にて高周波記録する場合、磁気ヘッドのコアサイズを小さく設定することが必要となる。これらの問題に対して、対物レンズシフト量が小さく抑えられる光ピックアップ送り機構が望まれている。そこで、構成・制御方法を簡単にして、光ピックアップの精密送りを得ることを目的に、高い回転分解能をもち、低速回転で高トルクを発生する超音波モータを使用した装置を試作・評価したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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