970nm励起によるフッ化物EDFAの低雑音化

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概要

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Er^<3+>添加フッ化物光ファイバをホストに用いる1.5μm帯光増幅器(F-EDFA)は、1530-1560nmの広い波長帯域において利得平坦性に優れることからWDMへの適用が期待されている。しかし、このFEDFAにはEr^<3+>添加石英光ファイバ増幅器(S-EDFA)と比較して雑音指数が高いという問題があった。これは、雑音特性に優れる980nm励起は、フッ化物ホストではEr^<3+>イオンの^4I_<11/2>準位から^4F_<7-2>準位へのポンプESAがあるため困難とされ、励起波長として1480nmが用いられてきたことによる。このため、前段に980nm励起S-EDFAを用いるカスケード構成を取ることで低雑音化が図られてきた。今回、我々は980nmから970nmに励起波長をシフトすることにより、^4I_<11/2>準位を用いる励起が可能になり、フッ化物EDFAの低雑音化が図れることを見い出したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-08-13

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