ETS-VI実験用156Mb/s SS-TDMAシステムの構成と性能
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概要
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現在、大量のファイル転送、高速LAN(Local Area Network)間通信等の高遠データ、テレビやHDTVの動画像等のより高速・広帯域な通信サービスを提供するネットワークとして広帯域JSDN(B-ISDN)が検討されている。このようなサービスをより多くの利用者に早期かつ安価に提供するためには地上通信網にない衛星通信の特長を生かし、全国に散在するB-ISDN通信需要への対応や大量の情報配信を実現するシステムの構築が重要であり、これまでマルチビーム衛星通信システムの開発を進めてきた。1994年8月打ち上げ予定の技術試験衛星VI型(ETS-VI)を用いて高速・広帯域信号伝送実験を実施し、その機能確認および性能評価を実施する予定である。本稿では、まずETS-VI通信実験に用いるSS-TDMA装置の機能、構成および主要性能について報告する。さらに、ETS-VI通信実験に向けた最終準備として、衛星回線制御装置(SNC)およびETS-VI搭載サテライトスイッチ(IF-SW)の地上予備品との組み合わせ試験を実施したので、その結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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吉野 修一
Nttワイヤレスシステム研究所
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岡田 一泰
Ntt無線システム研究所
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岡田 一泰
NTT 無線システム研究所
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山口 裕
NTT 無線システム研究所
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本山 泰
NTT 無線システム研究所
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吉野 修一
NTT 無線システム研究所
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