手書き数字データベース「IPTP CDROM1」の一分析
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概要
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文字認識研究用の文字データベースとして、これまでにETLデータベースが公開されているが、認識技術の更なる高度化を図る上で、実際的な筆記条件から得られた大規模なデータベースが重要なものとなっている。郵政研究所では、使用済み年賀葉書に記載された郵便番号イメージを広く収集することで、多種多様な筆記具、手書き変形を持つ評価データを作成し、当所主催の文字認識技術コンテストにも適用してきた。本稿では、それら評価データをCD-ROM収録した「IPTP CDROM1」の概要及びデータの特性についての分析結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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山下 郁生
郵政省郵政研究所
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若原 徹
郵政省郵政研究所
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堤田 敏夫
郵政省郵政研究所
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能見 正
郵政省郵政研究所
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松井 俊弘
郵政省郵政研究所
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堤田 敏夫
郵政省 郵政研究所
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堤田 敏夫
郵政省郵政研究所技術開発センター
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