誤差の少ない色変換方式の検討

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概要

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近年、マルチメディアなどメディアの多様化に伴ない異種メディア間の色再現性整合が重要となりつつある。画像入出力機器には、それぞれ機器固有の特性や、色再現上の制約があるため、全ての色を正確に表現することは困難であるが、送受信するべき色信号が標準化されていれば、少なくとも各機器の色再現範囲内の色は正確に伝送できる。現在色空間の国際標準化の活動もすでに始まっている。標準化された色空間を採用することにより容易に色補正、色変換、色検出の精度を向上させることができる。今回、機器に依存した色空間から標準色空間に変換するための色変換器に関し色変換誤差を低減する方式を検討したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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