動き内挿予測を用いた領域階層符号化方式
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概要
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動き内挿は、代表点の動きから各画素の動きベクトルを線形内挿して求める方法である。この方法では動き補償予測でのブロック歪みが発生せず、予測効率も改善できる。しかし、動きが不連続な被写体境界では線形内挿により不自然な変形歪みを生じる場合があった。そこで最近では内挿処理を被写体境界で適応的に切替える方式が提案されているが、境界線の符号化や適応処理の負荷の面で課題があった。本稿では画像を被写体領域で階層分割し、各階層で独立に内挿予測を行うことで、これらの課題を解決する方式を提案する。
- 1994-09-26
著者
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