集束形ロッドレンズ内の電波通路
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概要
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集束形ロッドレンズは、比誘電率が式(1)に従って半径方向ヘ連続的に変化している、円柱形の不均質レンズである。ε_r(y)=ε_<ro> sech^2(π/2T)y・・・(1)(ε_r:比誘電率、y:円柱の中心軸から半径方向への距離、ε_<r0>:中心軸上の比誘電率、T:レンズの厚さ)このレンズはマイクロ波帯で"short focus horn"として提案されたが、式(1)に従って変化する誘電体が得られないので未だに製作されていない。[1]光学レンズとしては既に製作され、実用に供されている。筆者らは集光用(結像用ではない)のマイクロ波レンズの研究を進めているので、それを考慮に入れて寸法を決めた。[2]一例として、2H=T=32cm(10λ、波長λ=3.2cm)の場合を対象とした。今回、ロッドレンズの性能劣化を考察するため、レンズ内の電波通路について幾何光学的に詳しく検討したので、その結果を報告する。
- 1994-09-26
著者
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