ユーザ保守アシストの一検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネットワーク利用者(ユーザ)の使用する端末の高機能化、ネットワークの広帯域化並びに利用サービスの拡張に伴い業務における通信の重要度が増大し、障害発生時の適切な処置が重要となっている。しかし、高度化、複雑化した端末及びネットワークの知識や障害探索及び復旧のための知識を有する保守者が不足していると共に、熟練保守者による保守形態では、保守コストの増大という問題がある。また、企業の業務形態が通信を前提としていることから、故障発生時に迅速な対応が要求されている。これまで、熟練保守者の代替としての障害管理システムの検討や、キャリア系と構内系を連携させた保守システムの検討が行われているが、上記課題の十分な解決手段とはなっていない。本稿では、これらの問題点並びに要求条件に対処するために、保守機能の自動化とユーザ自らによる保守形態の実現に向けた検討経過を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
関連論文
- NW管理における障害管理システム構成法の検討
- ネットワーク管理における構成管理手法の一検討
- ATM網におけるデータ通信制御方式の検討
- 知識処理を適用したネットワーク障害管理システム
- ユーザ保守アシストの一検討
- 統合管理における分散オブジェクト指向技術導入の検討
- エンドエンドト-タルネットワ-ク管理の検討--プライベ-トネットワ-ク統合管理の実現に向けて (次世代オペレ-ション構築の技術)