ネットワーク管理における構成管理手法の一検討
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概要
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現在の企業ネットワークはLAN(構内網)とWAN(公衆網)により大規模且つ複雑に構成されている。その環境下において網全体を統合的に管理し、障害発生時の切り分けや復旧等を迅速に行うためには、専門的知識を持つ管理者が行っているデータの収集・解析を管理装置側で提供する高度ネットワーク管理システムが必要である。高度ネットワーク管理システムでは、対象となる管理オブジェクト(MO:Managed Object)の操作をエキスパートシステム等の知識処理を利用して行うため、MOへのアクセス回数が増大する等の処理負荷が問題となる。そこで本稿では、高度ネットワーク管理システムによる故障・性能管理等のアプリケーション(管理AP)を支援するため、MOが持つ構成情報を機能拡張する手法を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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