NW管理における障害管理システム構成法の検討

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概要

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企業通信ネットワークは、高度化、複雑化が進んでおり、ネットワーク管理が増々重要となってきている。特に、ネットワークの故障発生時には、原因探索、切り分け、復旧等に迅速な対応が必要である。このため保守者や管理者には、豊富な知識や高度な保守運用技術が必要となる。しかし、現状では、そのような保守者や管理者が非常に少なく、また、保守者や管理者の技術レベルにより保守運用の内容に差が発生するといった問題がある。本稿では、これらに対応するために知識処理を用いた障害管理法について述べる。具体的には、障害管理の一連の流れを、黒板モデルにより黒板と(知識)処理エージェントで構成する方式の検討内容と試作評価の結果を報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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