遺伝子型-表現型写像の自己形成機能をもつ遺伝的アルゴリズム
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概要
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遺伝的アルゴリズムでは最適化の効率を考慮したデータの記述方法をアルゴリズム設計時に検討する必要がある.この負荷を軽減するために実数コーディング下で最適化効率を向上させるデータの記述方法を適応的に自己形成する機能をもつ遺伝的アルゴリズムを提案する.遺伝的アルゴリズムは探索点の集合を保持し,更新することを特徴とする.また,遺伝的アルゴリズムの繰返し過程で探索点の集合は最適化問題の目的関数の形状を反映する.提案するアルゴリズムは,探索点の集合の分布形状に関する統計量をもとに各パラメータが独立して目的関数値の決定に関与するようにデータの記述方法を適応的に変更する.これにより,遺伝的アルゴリズムにおいて最適化の主導原理である交差が有効に働くことになる.提案したアルゴリズムを正値2次関数および多峰性のある目的関数の最適化問題に適用し,データの記述方法を固定した典型的な遺伝的アルゴリズムとの比較実験を行った.統計的手法による比較の結果,最適化効率の点でその優位性が確認された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-25
著者
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