連想メモリを用いたLempel-Zivデータ圧縮回路の小型・高速化と圧縮率の向上
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
データ中の繰返しを検索・削除することで高い圧縮率を誇るLZ77符号に対し, 連想メモリの並列検索機能を用いた高速符号化ハードウェアが従来より開発されている.本論文はこのハードウェアの小型化と高速化, そしてLZ77符号のバリエーションへの対応による圧縮率の向上を目的としている.クリティカルパスである検索ロジックへのフィードバック経路の見直しにより, 回路の削減や, 2倍の動作速度を得ることが可能となる.また検索一致アドレスを出力するプライオリティエンコーダについては, 従来の絶対アドレスの代わりに相対アドレスを用いる方式と, 最長とその次に長い繰返しデータの一致長の差を出力する方式を示す.これらにより, ハードウェアの制約から従来は対応していなかった圧縮フォーマットや, より高い圧縮率をもつ符号の採用が可能となった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-25
著者
関連論文
- GF(p)上の楕円曲線暗号回路のスケーラブルアーキテクチャ
- 位相限定相関法に基づく高精度波形解析とそのサイドチャネル攻撃への応用(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- ISO標準ブロック暗号のASICハードウェア性能評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- ISO標準ブロック暗号のASICハードウェア性能評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- ISO標準ブロック暗号のASICハードウェア性能評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- CHES2003会議報告
- CHES 2002 会議報告
- CHES2002会議報告
- 位相限定相関法に基づく高精度波形解析とそのサイドチャネル攻撃への応用(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 位相限定相関法に基づく高精度波形解析とそのサイドチャネル攻撃への応用(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 電子商取引時代の次世代暗号技術を各社が開発し、ISO/IECへ提案
- SHA-1の攻撃専用ハードウェアのアーキテクチャとコストに関する考察(脆弱性評価,マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2005))
- ブロック暗号のマスク対策付FPGA実装に対するビット遷移に着目したDPAの適用
- ブロック暗号のFPGA実装に対するサイドチャネル攻撃
- 【定評ある教科書・古典的書籍】, 暗号をマスターするための本∿基礎から実践まで
- 4. 暗号ハードウェア実装性能と安全性評価(1. 21世紀初頭の暗号技術)(電子社会を推進する暗号技術)
- 共通鍵暗号AESの低消費電力論理回路構成法
- 2.将来の安全性を考慮した暗号MARS(電子商取引時代の次世代暗号技術を各社が開発し, ISO/IECへ提案)
- 5H-10 高速乗算回路の一構成法
- GF(P)上の小型・高速楕円号ハードウエア
- Lempel-Zivデータ圧縮機能を備えたPostScriptプリンタコントローラ
- 連想メモリを用いたLempel-Zivデータ圧縮回路の小型・高速化と圧縮率の向上
- Lempel-Zivデータ圧縮によるポストスクリプトプリンタのワークメモリの有効利用
- 多重キャリー・スキップを使った大規模マルチプライア
- 就職した先輩から後輩への手紙
- 可変長文字列検索連想メモリによるLZ77高速データ圧縮LSI(2)
- 可変長文字列検索連想メモリによるLZ77高速データ圧縮LSI(1)
- 連想メモリを用いたLempel-Ziv型高速データ圧縮回路
- 可変長文字列検索連想メモリを用いたLempel-Ziv型高速データ圧縮回路
- ローカルマッチ線プリチャージ方式による可変長文字列検索連想メモリ