マクロ化可能なフレキシブルFPGAアーキテクチャ
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概要
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任意の種類のデバイス上にマクロとして実現可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)アーキテクチャについて述べる. 近年FPGAは一般製品に組み込まれるようになっているが, このようなシステムはFPGAを通常のLSI(専用設計したLSIなど)と組み合わせて用いている. マクロ型FPGAは, 任意の種類のデバイス上に任意の規模/形状のプログラム可能な領域を構成することで, 従来多チップシステムを1チップ化し, 更にそのデバイスに一部機能のプログラム性をもたせることで付加価値を向上させることを目的とする. FPGAはプログラムデータ格納部に値を格納することでさまざまな機能を実現する. FPGAを任意のデバイス/規模で実現可能なマクロとするため, 論理構成部は従来に比べ簡単な構成にし, プログラムデータ格納部と完全に独立に構成可能にした. また, 論理セルを最小単位のマクロとするため, これらを任意の形状に並べることで任意の形状のプログラム可能な領域が構成できる. アーキテクチャの詳細構造はすべて実験的に求めた. 具体例として, 3層配線SOG(Sea Of Gates)ゲートアレー上に, FPGAマクロとして実現できることを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-11-25
著者
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