設計意図を考慮にいれた事例ベース設計支援
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概要
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設計支援では, 設計者の意図を考慮し, 有効に利用していく支援形態が重要視されているにもかかわらず, それを明確な射程に入れた支援方式を提示した研究は少ない. 本論文では, 事例ペース推論 (CBR:Case-Based Reasoning) の枠組みに基づき, 対話的に設計者の意図を推定し, その意図に応じた情報提示による設計支援方式を提案する. CBR を採用することにより, 意図に関する厳密な規則記述の回避と多様な情報提示機能の実現が可能となる. 本方式が目指す支援の基本的形態は, 情報検索・提示により人間の設計活動の促進を図るものであり, 設計の自動化ではない. また, 本手法に基づく YAAD (Yet Another computer-Aided Design system) の実装と動作例を紹介し, 試用を通して特長と機能の有効性を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-25
著者
-
西田 正吾
大阪大学基礎工学部システム工学科
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山岡 孝行
三菱電機(株)名古屋製作所
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山岡 孝行
三菱電機株式会社先端技術総合研究所
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山岡 孝行
三菱電機(株)先端技術総合研究所
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西田 正吾
大阪大学基礎工学研究科
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