レーザーブレークダウン分光法によるホウ素の同位体分析

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概要

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^<10>Bは熱中性子吸収断面積が非常に大きいという性質があるため、原子力分野において反応度抑制剤としてホウ酸水の形で使用されている。^<10>Bは中性子を吸収すると減少するが一方^<11>Bはほとんど減少しない。そこで本研究では^<10>Bの減少量を知るためにレーザーブレークダウン分光法を用いてホウ素の同位体比を測定し、測定精度を評価することを目的としている。QスイッチNd:YAGレーザーの基本波を減圧チャンバー内に設置したホウ素のタブレットに集光することによってBOを生成し、その発光スペクトルを観測した。BOの計算スペクトルを利用して実験で測定した発光スペクトルを解析することにより、ホウ素の同位体比の測定方法を検討し測定精度を評価した。
1999-05-21

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