レーザーブレークダウン分光法を用いた水中での微量分析(<小特集テーマ>量子光学,非線形光学,超高速現象,レーザ基礎から応用,その他一般)

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概要

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レーザーブレークダウン分光法(LIBS)を用いた液体試料の微量分析における検知限界を実験により評価した。今回の実験はNd:YAGレーザーを用い、ジェット状に噴射した液体試料に集光する方法とセルに満たされている液体試料中に直接集光する方法で行った。なお液体試料にはNaCl水溶液を使用した。ジェット状に噴出する方法では検知限界の向上等がみられるダブルパルスを用いて実験を行った所Naの検知限界はシングルパルスの18ppmから0.7ppmに向上した。また、液体試料中に集光する方法では1ppmであった。今後、液体試料中に集光する方法でもダブルパルスで行う予定である。
2002-05-10

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