パス分割多元接続(PDMA)移動通信方式
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概要
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移動通信の周波数利用効率向上に有効なマルチプルアクセス方式として,パス分割多元接続(Path Division Multiple Access:PDMA)方式を提案している.PDMAは,希望信号の特定のマルチパスのみを抽出し,他局の不要マルチパスを分離してその影響を除去・抑制する方式である.スペクトル空間における物理的空間の周波数再利用を面的なセルからパスに沿って線状に拡張したものであるが,時間-周波数-物理的空間にまたがる信号処理が必要である.PDMAを実現するための要素技術として干渉キャンセラ,アダプティブアレー,RAKEなどの技術を整理し,今後の課題を明らかにしている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-17
著者
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