レーリー散乱光の偏光度低下を利用した光ファイバ複屈折の評価方法:理論検討
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概要
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本稿では、偏光OTDRを用いて光ファイバ複屈折の長手方向分布を評価する方法についての、理論検討結果を報告する。この方法では、複屈折の大きな部分からのレーリー散乱光はデポラライズされ、その偏光度(DOP)が低下する性質を原理としている。本稿ではまず、偏光度と複屈折との関係を導出し、偏光度の低下は複屈折と入射光のパルス幅とに依存することを示す。さらに、偏光OTDRの数値シミュレーションを行い、理論的予測が妥当であることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-23
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