シンプレクティック数値解法を用いた光波シミュレーション
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概要
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シンプレクティック数値解法は力学系の挙動を長時間にわたって高精度に追跡する手法として開発され、その有効性は粒子加速器や天体力学の分野においては確認されている。陽的シンプレクティック数値解法を用いて光波の伝播を記述するスキームを構成し、その基本的な特性を調べた。スキームの基礎となるハミルトニアンはベクトルポテンシャルと電束ベクトルを用いて記述した。二次元問題に対しては、4次精度スキームを構成した。その高精度特性を解析的に確認し、数値シュミレーション結果により実証した。三次元フルベクトルスキームでは三次元導波路に沿った波動の伝播を定性的にシミュレートする事が出来た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-18
著者
-
横山 清行
Ntt光エレクトロニクス研究所
-
ルイ ウェイン
Nttフォトニクス研究所
-
廣野 卓夫
日本電信電話株式会社nttフォトニクス研究所
-
関 俊司
NTT光エレクト ロニクス研究所
-
廣野 卓夫
NTT光エレクトロニクス研究所
-
ルイ ウェイン
NTT光エレクトロニクス研究所
-
関 俊司
NTTフォトニクス研究所
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