エルビウムドープ光ファイバレーザのカオス
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概要
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エルビウムドープ光ファイバレーザ出力のダイナミクスのイオンペア密度x、Er^<3+>ドープ量N_0、及び、ポンピングレートrに対する依存性を数値計算により調査した。レーザ出力はポンピングレートが低い場合(r〜1.5)、イオンペア密度、Er^<3+>ドープ量の変化にかかわらず緩和振動を経て収束する。ポンピングレートが増加しr=5.0〜7.5となると、イオンペア密度、Er^<3+>ドープ量の増加にともないレーザ出力には周期的振動や、カオス的振動が見られる様になる。特にカオス的振動はイオンペア密度が15〜20%、Er^<3+>ドープ量が7.5〜10×10^<18>cm^<-3>の時顕著に現れる。ポンピングレートをさらに大きくすると、イオンペア密度、Er^<3+>ドープ量の変化にかかわらずレーザ出力は短時間で収束する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-14
著者
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