静電相互作用を利用したバクテリオロドプシン薄膜の形成
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概要
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静電相互作用を利用して膜タンパク・バクテリオロドプシン (bR) と脂質の安定な複合体を形成させる方法を提案した。bRは負電荷を持つため、正電荷を持つ脂質としてDOTAPを用い、この脂質を含むリポソームとbRの複合体を形成させた。DOTAPとbRの混合液からは安定な複合体が形成され直径10μmに達した。複合体の大きさは、bRとDOTAPの比および、bR濃度に依存して変化したが、溶液のイオン強度には影響されなかった。bRは複合体形成後もほぼ構造を保持しており、これを利用して、固体基板上に安定な薄膜を形成することができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-26
著者
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久保 いづみ
創価大院・工・生命情報
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久保 いづみ
創価大学工学部
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コルトーバ イリヤ
カリフフォルニア大学 サンラバーバラ校 マテリアル研究所
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コルトーバ イリヤ
カリフォルニア大学サンタバーバラ校マテリアル研究所
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サフィニヤ シラス
カリフォルニア大学サンタバーバラ校マテリアル研究所
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サフィニヤ シラス
カリフフォルニア大学 サンラバーバラ校 マテリアル研究所
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