リエージェントレスリン酸センサ
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概要
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リン酸濃度を反応試薬を使わずに計測する方法として、大腸菌が産生するタンパクであるリン酸結合タンパク(PBP)を用いる方法を検討した。PBPを膜に固定化し、この膜のイオンに対する応答を、H型セルを用いて、膜電位を計測する方法で測定することにより、リン酸に対して選択性のある応答が得られた。またこの方法での検量範囲は0.2-50mMで、至適pHは8.5であった。また、金電極にシステアミンを介して固定化する方法で作製したセンサを用いても、計測は可能であった検量範囲は10-50mMであり、電位応答もH型セルでの測定に比べ、小さかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-25
著者
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