in vivo測定用複合型マイクロイオンセンサ
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概要
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本研究では、生体内に存在する複数のイオンを同時計測する複合型マイクロイオンセンサの作製とその生体への応用を目的として研究を行った。生体内のイオンとして、カリウムイオンおよびカルシウムイオンに着目した。これらのイオンを測定するセンサとして、先端径が数マイクロのガラスキャピラリ先端に、イオノフォアとポリ塩化ビニル(PVC)からなるイオン感応膜を設け、この膜の電位を計測するイオンセンサを作製した。それぞれのマイクロイオンセンサはイオン濃度10^<-4>Mから10^<-1>Mの範囲でイオンに対して直線性のある応答を示した。これらのイオンセンサをガラスキャピラリから作製したAg/AgCl電極と一体化することにより、複合型のマイクロイオンセンサを作製した。これを、カエル脳幹組織に挿入して、組織のイオン濃度変化に適用した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-09-13
著者
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