CPM2000-30 BRリポソームの構造変化による環境ホルモン検出系の検討
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概要
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bRリポソームコンプレックスを細胞膜のモデル系として用い, このコンプレックスと環境ホルモンとの疎水性相互作用に基づいた、環境ホルモンの検出系を確立することを目的として研究をおこなった。コンプレックスにノニルフェノールやベンゾフェノンを作用させると、コンプレックスの構造が変化していくのが、顕微鏡で観察された。また、この構造変化によって紫外可視吸収スペクトルの300nmにおける、みかけの吸収の変化が見られた。この300nmでの変化はノニルフェノールやベンゾフェノンの濃度に依存していたことから、この系で環境ホルモンを検出できる可能性が示唆された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-16
著者
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