居眠り検知のためのまばたき検出と覚醒度推定
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概要
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近年,自動車の予防安全への関心が高まり,運転中のドライバの居眠りあるいは覚醒度低下を検知するシステムが強く望まれている.覚醒度低下を検知する方法として,車両情報を用いる方法と生体情報を用いる方法があるが,生体情報のなかで,まばたきを検出する方法は覚醒度低下を早期に検知できる可能性があることから有望視されている.そこで,TVカメラでドライバの顔を撮像した画像から非接触にまばたきを検出し,覚醒度を推定する方式を開発した.本報告では,運転環境での照度変化や外乱光(昼間の太陽光や夜間の他車の前照灯など)の影響に強く,顔の個人差に依らないまばたき検出法,ならびに個人の特性の違いを考慮した覚醒度推定法について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-19
著者
-
杉山 和彦
豊田中央研究所
-
中野 倫明
(株)豊田中央研究所
-
杉山 和彦
(株)豊田中央研究所
-
山本 新
(株)豊田中央研究所
-
水野 守倫
(株)豊田中央研究所 システム2部
-
水野 守倫
豊田中央研究所
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