音声教育のための中国語有気無気音の識別

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概要

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学習者が独習できる中国語音声教育システムの構築を目指して、中国語音声教育における重要な課題の一つである有気無気音の自動識別に、動的低域パワー(DLP, Dynamic Low-passed Power)を音響特徴量とする識別方法を提案する。オープン実験において学習話者以外の中国語母国語話者5人の音声データを識別した結果、有気音は91.8%、無気音は99.6%の識別率が得られた。また、7人の日本人学習者の音声データに対して、知覚とシステム識別により得られた正解率が、全体的に同一の傾向を示した。さらに、DLPの2番目のピークの値から得られた事後確率のスコアリングによりを行い、日本人学習者発音の良さを評価でき、実際にシステムを構築する可能性が得られた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-02-20

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