単一仮定の下でIND-CCA2である効率的な公開鍵暗号方式
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概要
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本論文では, Cramer-Shoupスキーム[5]をベースとした新しい公開鍵暗号方式について述べる.提案方式は, Cramer-Shoupスキームよりも弱い仮定の下で, 適応的選択暗号文攻撃に対して強秘匿(IND-CCA2)であることが証明できる.具体的には, 関数的仮定を必要とせず, またDiffie-Hellman決定問題(DDH)の困難性の仮定よりも弱い仮定のもとでIND-CCA2であることを証明できる特徴を持つ.また, 提案方式は, 単一仮定の下で安全性が証明できる従来の公開鍵鍵暗号方式に比べて実用的である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-07-18
著者
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