SP2000-17 Cepstrum Fluxを用いた音声と音楽のセグメンテーション
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概要
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本報告では、音楽と音声の混在したデータから音声区間と音楽区間を検出するための新しい特徴量を提案しその有効性の評価について述べる。音声区間の検出にSpectral Fluxの有効性が報告されている。Cepstrum FluxはSpectral Fluxを自然に拡張したもので、音響データ内の複数のLPC Cepstrumベクトルを基準フレームから比較することで、音響データの切り替わり点を安定に検出する手法である。人工的なデータに適用した際、切り替わり点の検出にCepstrum Fluxを用いた場合には90%程度の識別率を得ることができる。更に1フレームを基準として算出されるCepstrum Fluxを複数フレームから成るblock単位に拡張したBlock Cepstrum Fluxを用いる事により100%の識別率を得ることができた。また、実際の音声データを用いて評価を行い、Cepstrum Flux、Block Cepstrum Fluxそれぞれの有効性について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-06-16
著者
-
内田 貴之
会津大学
-
杉山 雅英
会津大学コンピュータ理工学部
-
山下 昌毅
会津大学
-
山下 昌毅
会津大学コンピュータ理工学研究科
-
内田 貴之
会津大学コンピュータ理工学研究科
-
杉山 雅英
会津大学大学院コンピュータ理工学研究科
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