譜面情報による楽曲の特徴付けの検討
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概要
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本報告では、譜面情報に含まれる楽曲の特徴量、特に音高(旋律情報)に着目した特徴量、特徴ベクトルの作成方法、ベクトル間の距離について述べ、それらの有効性を演奏楽器(フルート/ヴァイオリン)分類問題における分類性能を指標として評価した。その結果、音高の二階差分を特徴量とし、差分の値の出現確率をベクトルとし、ベクトル間の距離としてKL情報量を用いた時、演奏楽器の分類実験は、87.5%の高い性能を持つことを示した。ここで音高の二階差分は音高の凸性に対応しており、その有効性が示された。また主音による音高正規化法を述べ、その有効性を評価し、同程度の分類性能を持つことを示した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-02-19
著者
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